お知らせ

ベランダ・バルコニーの防水工事の手順

ベランダの防水工事において広く使われている方法は「FRP防水工事」「ウレタン防水工事」の2種類です。

防水に使う素材に違いがありますが、基本的な作業の流れはほとんど変わらないため、

ベランダの防水工事の手順は以下のような流れで行われます。

 

▷防水層の撤去と高圧洗浄

すでにベランダに雨漏りやひび割れが確認できている場合には、

まず防水材を設置した防水層を撤去して下地を作り直す必要があります。

防水層を撤去したら下地を作る前に高圧洗浄でベランダの汚れを洗い流していきます。

 

▷下地処理

下地処理は合板やモルタルを隙間なく敷き詰める作業です。

壁に面している部分や角のような水が侵入しやすい場所にも下地処理をしておきます。

そのあとは工事方法によって異なりますが、防水材を密着させて防水層を作る場合は

プライマーなどを使った下塗り作業を行うことがあります。

 

▷防水層の設置

それぞれの工事方法でもっとも違いのある作業です。

FRP防水工事の場合はガラスマットとポリエステル樹脂を使って水の侵入を防ぎ、

ウレタン防水工事の場合は水蒸気を逃がす筒を設置して、ウレタンを均一に塗る作業となります。

このとき、気泡が入ってしまうと強度が落ちてしまうため、作業は素早く丁寧に行うことが大切です。

 

▷防水層の効果を高めるための追加の防水塗装

防水層が薄いと人が通ったときに損傷しやすくなるため、塗料を厚塗りして強度を高める必要があります。

この作業は2、3回行われることもあり、ここが丁寧に作業できていないと

工事後の雨漏りにつながってしまうほど、とても大切な作業なのです。

 

▷人が利用できるように仕上げの保護塗装

防水層を厚くしたら、仕上げに人が利用できるように

防水層を保護する塗料を数回に分けて塗ってベランダの防水工事は完了です。

このように清掃と下処理をしてから防水層を作り、防水塗料を塗って効果を高め、

最後に全体を保護するという工事の流れになっています。
ベランダの状態によってはひび割れの補修や漏水している場所の特定といった

漏水の再発を防ぐ作業を事前に行うことがあります。

防水工事〜ベランダとバルコニーの違いは?〜

普段から洗濯物を干すために使っているベランダやバルコニー。

ですが防水をしていないままだと長年の劣化によって発生したひび割れなどから漏水してしまうかもしれません。

そうなる前に防水工事をやっておきたいですが「どれくらいお金がいるの?」

「ずっとベランダが使えないと洗濯物が干せない」といったことが気になる人も多いのではないでしょうか。

今回は漏水する前にやっておきたいベランダやバルコニーの防水工事の価格や日数など気になることについてご紹介します。

ベランダ、バルコニーの違いは

建物の施設紹介や間取りに書かれている「バルコニー」「ベランダ」の表記はなぜ統一されていないのでしょうか。

実は、バルコニーとベランダはある違いによって使い分けられているのです。

その違いとは「屋根があるかどうか」で、一般的には以下のように定義されています。

▷バルコニー

屋外に張り出した手すり付きの台のことです。

下の階の屋根を広々としたスペースとして扱う「ルーフバルコニー」もあります。

「うちはバルコニーだけど屋根があるよ」という場合は、

上の階のバルコニーが屋根の代わりになっていることがほとんどです。

▷ベランダ

室外に張り出した台で、利用方法もバルコニーと大きな違いはありません。

ベランダとして表記されるには屋根としての目的のために屋根が取り付けられている必要があります。

つまり雨などを防ぐために屋根を設置している場合にベランダと表記されるのです。

屋根の有無で区別されているバルコニーとベランダですが、激しい雨や雪によって水がたまってしまう場合があります。

このまま放置していると漏水につながりかねません。

そのような事態を防ぐためのベランダの防水工事。

まずはベランダの防水工事の手順がどのような流れで行われるのか広く使われている方法で見ていきましょう。

ホームページをリニューアルしました。

お客様により快適にホームページを使っていただけるように、情報を整理し、分かりやすく見やすいレイアウトにしました。
今後もよりいっそう充実したホームページにしていきますので、引き続きよろしくお願い申し上げます。

吉野コーポレーション