前回に引き続き今回も防水工事の下処理について
詳しくお話し致します!!
下処理がずさんな場合に起こる事象
下地処理がずさんだと、具体的にどのような不具合などが起こるのか、
いくつか例をご紹介していきます。
下地処理の状態が悪いと、後々生活に影響を与えることになります。
■シート防水工法で使用する防水シートの剥がれなど
たとえば防水シートを張る、シート防水工法で下地処理がずさんだと、
工事後にシートがはがれるなどのトラブルに繋がります。
他にも防水処理剤を塗るタイプの工法でも、下地処理が十分に行われていないと台風や雨などで
工事後数ヶ月や数年で塗膜が剥がれるなど防水機能が極端に低下しやすいです。
■雨漏りの発生
防水層の剥がれの次に発生するのが、雨漏りです。
雨から屋根や外壁を守る防水層がなくなると、防水機能は0に等しいでしょう。
そうすると下地同市の隙間やひび割れ箇所などから、雨水が侵入し内壁を伝って室内に染み出てきます。
防水工事を何度か依頼しても、数ヶ月で雨漏りが発生する時は下地処理が原因の場合もあるので
防水工事業者に作業内容を確認してみるのも大切です。
また、場合によっては別の業者に、現地調査を依頼することもおすすめします。
■カビの発生
雨漏りが発生してしばらくすると、雨漏り発生箇所などからカビも発生します。
カビは人体にも影響を与えるので、早期に対処しなければいけない状態です。
しかし、下地処理がずさんな状態のまま、防水層を再工事しても短期間で雨漏りが発生するでしょう。
この時点では少々遅い判断ですが、下地面の調査や下地処理を含めた、防水工事を発注するのが大切です。
■内壁や構造部の腐食
カビを放置するケースは少ないですが、もし放置していると内壁や構造部などの腐食にも繋がります。
雨水は構造部などを伝って、室内まで染み出てくるケースも珍しくありません。
そして、構造部にダメージが蓄積し、腐食まで発生してしまいます。
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