普段から洗濯物を干すために使っているベランダやバルコニー。
ですが防水をしていないままだと長年の劣化によって発生したひび割れなどから漏水してしまうかもしれません。
そうなる前に防水工事をやっておきたいですが「どれくらいお金がいるの?」
「ずっとベランダが使えないと洗濯物が干せない」といったことが気になる人も多いのではないでしょうか。
今回は漏水する前にやっておきたいベランダやバルコニーの防水工事の価格や日数など気になることについてご紹介します。
ベランダ、バルコニーの違いは
建物の施設紹介や間取りに書かれている「バルコニー」「ベランダ」の表記はなぜ統一されていないのでしょうか。
実は、バルコニーとベランダはある違いによって使い分けられているのです。
その違いとは「屋根があるかどうか」で、一般的には以下のように定義されています。
▷バルコニー
屋外に張り出した手すり付きの台のことです。
下の階の屋根を広々としたスペースとして扱う「ルーフバルコニー」もあります。
「うちはバルコニーだけど屋根があるよ」という場合は、
上の階のバルコニーが屋根の代わりになっていることがほとんどです。
▷ベランダ
室外に張り出した台で、利用方法もバルコニーと大きな違いはありません。
ベランダとして表記されるには屋根としての目的のために屋根が取り付けられている必要があります。
つまり雨などを防ぐために屋根を設置している場合にベランダと表記されるのです。
屋根の有無で区別されているバルコニーとベランダですが、激しい雨や雪によって水がたまってしまう場合があります。
このまま放置していると漏水につながりかねません。
そのような事態を防ぐためのベランダの防水工事。
まずはベランダの防水工事の手順がどのような流れで行われるのか広く使われている方法で見ていきましょう。