大暑の頃には梅雨が明け、日に日に気温も上がって、海や山などでのアウトドア活動が盛んな時期になります。
夏本番を迎えると、突き抜けるような青空に入道雲が見られます。
先人たちには、風鈴やうちわ、打ち水、すだれなどで涼を感じる知恵がありました。
昨今その風習が見直され、生活に取り入れる人が増えているようです。
インテリアを寒色系に変えたり、ガラス素材のものを取り入れても涼さが演出できますね。
7月は「七夕月」ともいい、7日は五節句のひとつ「七夕」です。
中国から伝わってきた宮中行事で、麦が無事に実ったことへの感謝の意が込められています。
行事食として、そうめんをいただく習わしがありますが、
そうめんの原型は小麦粉を練って細長くし縄のように編んだ「索餅」という食べ物だったといわれています。
七夕飾りには、お金に困らないようにと「巾着」、海の恵みへの感謝と豊漁への願いを込めて「投網」、
整理整頓や物を粗末にしないようにと「くず籠」、家族の長寿への願いを込めて「折り鶴」、
裁縫の上達や着る物に困らないようにと「紙衣」、織姫の織り糸を表す「吹き流し」などがあり、それらは笹竹に飾られます。
七夕の願いごとは、習字や歌、裁縫、織物などの上達を願って書いたのが始まりだといわれています。
「五色の短冊、わたしが書いた~」と七夕の歌詞にもあるように、
短冊は「赤・青・黄・白・黒」と五色揃っているほうが幸せを呼ぶといわれています。
天気の良い夜には天の川を眺めることも楽しみのひとつですね。
また、この時期のもうひとつの風物詩には、「土用の丑の日」がありますね。
梅雨から夏に移り変わる日本らしいこの季節を、さまざまな行事を通して感じられてみてはいかがでしょうか。
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